1027 サヤソニ道中記(原付 京都⇔大阪)
2018.10.27(土)万博記念公園で山本彩ちゃんの卒業コンサート『SAYAKA SONIC』が開催される。
NMB48では珍しいその野外コンサートを観に行くことに。
天気予報は雨でしたが、支配人・NMBメンバーのてるてる坊主効果もあり当日は晴れ☀
原付での移動を決意。
ホラー傾向のてるてる坊主たち。
正午。
16時開演のコンサートに合わせ、ゆとりをもって京都入り。
ここでチェーンが外れるアクシデント。
修理の方に来てもらい、大幅に時間をロスし、遅刻を覚悟。
吉野家で昼食。
京都からは国道1号線→国道171号線を走る最短ルートの淀川北路(阪急電車の方)で緩やかに南下。
カラカラと音のしない新品チェーンはなんと心強いことか。
30分ほど遅刻し万博記念公園に到着。
スムーズに走れば2時間余りの道のりだったと思う。
三田麻央のMCや絶滅黒髪少女を聴きながら会場に向かう。途中、3万人の観衆と太陽の塔を目撃。
関ケ原の徳川家康軍規模の観客がここ万博に集結している。
会場へ入るとまずはジャングルジムを聴きながら一服。
チケットの指定ブースはもう人で一杯。
フードコートでモニタ観戦することに。
チームSYバンドとNMBメンバーによる孤独ギター→HA!の共演。格好良かった!
日下このみのソロダンスはこの日のハイライト。
間に合ってよかったです(間に合ってない)。
ライブ終盤、さや姉を乗せたゴンドラがフードコートを横切り、なまぐさな僕たちに手を振ってくださると、西の空に花火が打ちあがった。
防寒装備で来たものの、やはり夜の野外は寒く、さや姉のスピーチを観ながらケバブ。
忘れられないコンサートになりました。
会場を出て急いで原付に跨り喫茶店に駆け込む。
目的はWi-fi環境。大阪チャンネルで卒コン直後の生番組を視聴。
閉店間際の喫茶店、窓際でひとり、ニタニタとスマホを見る儂。
コンサートは感動フィナーレ。ここでは笑いを補給。急いだ甲斐がありました。
21時過ぎ。
給油を済まして予定を練る。
この旅では2ℓの給油で十分。
Google MAPとGPSには頼り切り。お世話になりました。
原付を移動手段に選んだ目的は、コンサート観戦がてらNMBの縁の地(主に食事処)を巡ること。
候補の1つ、心斎橋タイ料理店が早朝5時半まで営業している。これは行かなくてはいけない。寝床より優先的に予定が決まる。
緩やかに南下。
交通量が増え、鉄道網が張られ、バイパスに乗ってしまうスリリングな夜の大阪市内。
いかついお兄さんお姉さんが、ハロウィン衣装に身を包み、いかつさが増してしまう土曜夜の道頓堀。
赤いポリス風の仮装をしたお姉さんに、「スマイルください!」と声をかけるお兄さん。
そんな中、ヘルメットも何もかも手に持ち入店。ミラーも外しとこうかと思った。
やって来たのはタイ料理の『龍多風亜』(新YNN「古賀成美の元祖あまからさんが通る」古賀成美・南羽諒 回)。
いただいたのは番組と同じカオガパオムーサップというご飯もの料理。
ピリ辛で汗がじょわっと吹きだし疲れを忘れる。美味。
唐辛子のソースをかけてみると酸味が出て爽快に。
朝5時半まで遊ぶ活力を得てお会計。
深夜0時半。
梅田より更に北の繁華街から離れた漫画喫茶に入店。
昼前に起床。12時間コースをフル活用。
次の目的地へ。
靭公園の南、無国籍カレー料理店『スパイスカレー43』(KawaiianTV for 光「ぽくぽく百景もぐもぐ旅」古賀成美・林萌々香 回)。
なんと休業日。
梅とレモンのWスプラッシュなるカレーを頼む予定だった。また来よう。
昨日サヤソニのフードコートで食べたケバブのキッチンカーを横目に別の候補地へ。
難波駅から500mほど南、ラーメン『無鉄砲』(新YNN「なっつラーメン アカシシカシラン」明石奈津子・古賀成美 回)。
行列のできる人気店。2度目の入店。
とんこつラーメン、こってり、麺固め、ねぎ多め。
テーブルに置いてある高菜も一緒にいただく。
明石奈津子ちゃんに「今日から豚骨ラーメンが一番好きになった」と言わせしめた名店。美味。
時刻は14時。日が高い内に帰路につく。
帰り道は国道1号線→府道13号線を走る淀川南路(京阪電車の方)。
最後の目的地、枚方を通る。
「あれは幼い頃よく行った枚方パーク」
近くで見るとびっくりドンキーだった。
枚方大橋南詰、『水面回廊』(KawaiianTV for 光「ぽくぽく百景もぐもぐ旅」古賀・林 回)。
番組はこの数十メートルの回廊を散歩し初回の放送を終えるという、斬新な回。
立ち入るとまずトンボをかけたように綺麗に均された歩道。
雑草の一つも生えていない。
並の公務員ではここまで出来ないのだ。
全体を見渡すとウォーキングコースと呼ぶには狭く、豪華庭園と呼ぶには花鳥風月が足りない。しかし例えるなら広く整備された庭園という風情。
左側に浮かぶのは江戸時代の客船『三十石船』の模型。
三十石船というのは三十石(一石=2.5俵)を運べる船、ということ。
この船が江戸時代の淀川(伏見-大阪間)を行き来し、運んだ人数は1日9000人とも1日1000艘分とも別サイトに書いてあったが、ともかく現代の京阪電車並みかもしれない主要インフラだったことが窺い知れる。
この三十石船が舞台の落語が『三十石 夢乃通路』。
これがとてもいい落語なのだ。
落語となるモカのぽくぽく百景~と旅の経路がシンクロし、寄り道が実現した。
水面回廊は枚方大橋脇の狭い道の奥にある。
アイドルを乗せたロケ車がここを訪れる光景はきっとシュールだったに違いない。
土手を隔てた河川敷は休日を過ごす人たちで賑わっていた。
国道13号線は土手を走る道。夏は快適そう。
あれは山崎の合戦の舞台となった山のでっぱり。
この地形が「天下分け目の天王山」の所以である。
17時半頃。
京都市街地に到着。
『坂本龍馬・中岡慎太郎 遭難の地(近江屋敷跡)』。ブログ用に京都ぽいものを撮影しておく。
ずっとリュックを背負っていたことに気付く。
寒いし肩が痛い。
リュックを荷台に乗せ家まではあと一走り…
村田沙耶香さんの 地球星人 を読んだ!感想・ネタバレ
これもまたなるちゃんの影響で読みました。私は本屋さんに行くと馴染みの作家さん馴染みの内容のコーナーへ歩いていく習慣があり、CDショップよりも食わず嫌いしてしまう。
2016芥川賞作家の村田沙耶香さんの作品や、
2017直木賞・本屋大賞作家の恩田陸さんの作品、
読むきっかけがあると助かるのです。
地球星人は、想像していたより重い内容でした!
なぜこんな惨いことを…という描写が多い。
お盆に親戚が集まり、田舎で川遊びをしたり、送り火をしたりする、ほっとする描写もっとこい!と願いつつも、
全体は惨い方向へずんずん進んで行く作品です。
なぜこんな惨いことを…と思いつつ読みましたが、
しかし読み終えると惨さが唯一の救いだったのかなとも思います。
この作品の登場人物は「勉強し、社会へ出て働き、結婚し、子を産み家庭を作る」という普通の人間生活を徹底的に否定します。
あくまで周囲の人間と同じようにできない自分は宇宙人(最初は魔法使い)であるとしつつ、
上のような人間生活は「地球星人」の「工場」の営みであると異端視し、
最低限の人間生活らしいことをしようと試みるもやはりできず、今度は完全に人間生活を否定した生活を試みるも…
というストーリーです。
はじめに魔法使いとか宇宙人と思い込むようになった原因は、子供時代の惨いトラウマにあったようで、原因がそもそも普通でないと分かる点が”惨さが唯一の救い”と思った理由です。
地球星人である自分から見れば現実逃避だろと、その一言で片づけたい所ですが、
「空は本当は青くない」と主張する人がその理由を説明すれば、一理あるなと思うように、
彼女たちが「君たちは地球星人で工場の一部なんだぞ」といえば、少し理解してあげる必要はあるのかなと、
しかしこの本の結末がアウトだったことは教訓にしておきたいと思います。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
-夏目漱石(草枕)
2018プロ野球ドラフト会議(10/25)。気になる候捕一覧
2015プロ野球ドラフト会議(10/22)。気になる候捕一覧2017プロ野球ドラフト会議(10/26)。気になる候捕一覧
今年も楽しみなドラフト会議2018年版や!
プロ野球志望届みた↓
2018年プロ野球志望届(高校)
2018年プロ野球志望届(大学)
2018年ドラフト候捕中28名(ポジション順・評価順)※名前クリックで再生
シミュレーション(阪神タイガース目線)
1位 藤原恭大 野手 大阪桐蔭
2位 岡野祐一郎 投手 東芝
3位 冨山凌雅 投手 トヨタ
4位 坂井翔太 野手 中越
5位 粟津凱士 投手 東日本国際大
所感
今年のタイガースは最下位に沈み…金本監督の辞任(解任)もあり…沈痛でありますが、金本政権の3年間でドラフトで獲得した打力のある野手が陽の目を見た!のは良かったです。今後も継続して欲しいということでまずはドラフト。
1位…今年の順位はリーグ全体が打高だった影響も大きいはず。その中で最下位。しかも期待の野手は1軍出尽くした感がある状況ではやはり野手1位!レベルの高い高校生の中でも根尾・小園・藤原ですが、根尾と小園は内野手ということもあって既に競合必至。阪神も過去に幾度となく外野手指名で失敗しだぶついている状況…しかし藤原1本釣りが可能ならここは勝負で!スケールの大きさは捨てがたいです。編成がしっかりしていればもっと素直に勝負できるのに…本当に。
2位…阪神は投手が良くないと勝てない!本格派の候補が少ない中、岡野投手は昨年プロ入りした投手に見劣りしなかった本格派。大→社経由で24歳になりますが先発の柱で期待しております!
3位…冨山投手は速球派左腕。阪神では怪我無く投げられれば活躍するタイプの投手です。最下位の阪神は3位指名が遅いですがここで指名できると最高です!
4位…今年は根尾・小園以外にも高校生遊撃手がハイレベル。太田・小幡という選手もいますが多分4位には残らないかと…しかし坂井選手も走攻守揃った好遊撃手。野手指名で信頼のブランドである遊撃手がハイレベルなのでぜひ指名しておきたい!
5位…粟津投手は最近珍しい技巧派。シンカーがよく落ちるので左打者も苦にせず先発中継ぎ両方で期待できるのではないかと。阪神は本格派のいい投手揃っていますがたまにこういう投手も見たい…
です!バランスはこんな感じになるかと思いますが、1位指名が変わると後の流れも変わってくると思うので注目です。新監督お披露目の場になるかもしれませんのでそちらも注目です!
実写版 #銀魂2 を見た!※ネタバレあり
実写版映画『銀魂』の1作目に続き2作目も観に行きました。その前に三田さん古賀さんが観に行って、三田さんが感想をツイートしてましたがこの感想がやばいですね。
実写銀魂2を見てきた1モブヲタの吐き出さずにはいられなかった語彙の欠けらも無い感想。ネタバレやクッションはありますが度がすぎた夢発言等含まれるため観覧非推奨です。 https://t.co/k5SphRDQSZ— 三田麻央 (@kyunmao_m99) 2018年8月22日
興奮が伝わってきますわ!言葉は嘘をつきますがパッションは嘘をつかないです。
そしてこの感想文をガイドブックにして私も観に行ってまいりました。
アニメは見たことないので序盤に『江戸時代末期に宇宙人(アマント)の襲来』『宇宙人と戦う攘夷志士』『開国し傀儡政権となる江戸幕府』という説明があるのは嬉しいです。
舞台は江戸。おおまかな登場人物や設定は幕末がモデルで、今回は特に新撰組の伊東甲子太郎派粛清(油小路事件)がモデルになっていたかと思います!
新撰組に関する本で唯一読んだ池波正太郎の小説『幕末新選組』によると、伊東甲子太郎は藤堂平助が新撰組に引き入れ、近藤勇は有能な伊東を重用するも、敵の薩摩と通じていたので闇討ちで殺害。永倉新八は伊東派に属していた藤堂平助を逃がそうとするもやはり死亡。
幕府を警護する近藤勇ら新撰組と、薩摩の反幕府勢力と通じる伊東甲子太郎は相容れない関係だったわけですが、銀魂2の伊東鴨太郎もやはり長州の反幕府勢力と通じ新撰組との関係がこじれます。最後は綺麗な決闘でしたがともかくアニメ知らなくても入りやすい設定は何よりかと思います!永倉新八や藤堂平助については特に描かれていませんでした。
映画についてはとにかく小ネタが多くて、客席から笑い声が聞こえてくるのはいいものです。自分は大半スベってるだろ!と思うのですが床屋のくだりはさすがに笑ってしまいました(笑)
落語でもくすぐり多い噺家さんいます。元の話が面白いのにくすぐりで笑いをとろうとし過ぎるのは好みませんが、私は銀魂の元のストーリー知らないので、くすぐりが面白ければ十分満足で、気軽に楽しめました。
更に三田さんは沖田総悟の格好良さに惚れてるみたいで、笑えてうっとりしてとなれば満足度めちゃくちゃ高くなるのは仕方がない!です。
ペンギン・ハイウェイ を見た!※ネタバレあり
アニメやアニメーション映画はあまり見る方ではないですが、”ポスト宮崎駿”というパワーワードが生き続ける限りアニメ映画は主流だと思いますし力の入った分野だと思っております。そして森見登美彦原作、宇多田ヒカル主題歌の映画に興味があったので観に行きました!
【速報】ヨーロッパ企画 岸田戯曲賞受賞作「来てけつかるべき新世界」を9/18(火)23時からBSスカパー!でOA!詳細近日発表!京都公演初日を迎えたヨーロッパ企画20周年記念ツアー「サマータイムマシン・ブルース」&「サマータイムマシン・ワンスモア」の詳細は https://t.co/Tj01dDJ7HL お見逃しなく— STAGE LEGEND (@STAGE__LEGEND) 2018年8月9日
映画が始まってから気付いたのですが、脚本はヨーロッパ企画の上田誠さんが手がけています。”四畳半神話大系”とかも上田誠さん脚本のようで、好きな3人が絡んだ作品だったと!せこい話ですがこれでもう満足度ありました(笑)
映画は面白かったです!やっぱりくすぐりがたくさん入るので、銀魂2も観に行きましたがあの映画もくすぐり多くて、全部爆笑できなくてもあっちゃこっちゃでクスクスできるので退屈しないです。
それからおっぱいも出てきます。これは”君の名は。”でも揉みまくってましたが、アニメとは言えやっぱりおっぱいは正義感が強い気がします。
ストーリーは少し難しい気がしました。「考えるな感じろ」精神で楽しめたらいいのかなと思いますが、森見さん(京大農学部)上田さん(同志社大工学部)ということでそこには必ずロジックはありそうな気がします。なぜ世界の端(?)が表れて別世界のペンギンがそれを破壊するのか?お姉さんと再び会うことは可能か?登場人物のワードからただ漠然と”時間”に関わることなのかなと思いますが、この映画の謎はぜひ子供にこそ深追いして欲しい!
それから最後に最近実写的なアニメ映画強いですが、個人的に絵の中にリアリティを追うのは見てて興ざめしてしまうポイントが必ず出て来てしまうので、今作はアニメらしいアニメ映画で気軽に見れました!
今度BSスカパー!で三田麻央が”さよならの朝に約束の花をかざろう”というアニメ映画推してたので見ようと思います。
カメラを止めるな!を見た!※ネタバレあり
私は映画に関して自分から情報を追うという事が滅多になく疎いので、大体良く行く映画館で上映しているモノか古賀さんが観たモノから選んで観に行きます。今回カメラを止めるな!は近所では上映されてなかったですが、古賀さんはじめ楓子さんさや姉、太田夢莉ちゃん等々、観に行ったようでかなり話題になった映画みたいです。そこで当然私も観に行きました!人が食べてるものが美味しく見える性質なので。
映画『カメラを止めるな!』— 古賀成美 (@naru3official30) 2018年8月7日
を楓子矢倉さんと観に行きました🙋🏻♀️
観に行きたかったのに大阪では上映してる映画館がなくて悲しい気持ちでしたが8月に入ってから上映館の拡大で大阪でも上映し始めて
嬉しい気持ちでした😭
観に行けてよかった😭
も1回見たい笑
また何の予備知識もなく観に行ったのですが序盤は割と面白くてソフトなゾンビ映画を1台の迅速なカメラが追い続けると言う、結構面白い映像の映画で、しかしそこまでカメラ1台に拘る必要あるか?どういうオチが待っているんだろう?と見てましたが、
ゾンビ映画と撮影現場の2つの映像の入れ込構造(それとエンディングのもう一つの撮影現場の映像)を見てあっさり「おもしろい!」となりました!
以前に伊集院光さんのラジオで翻訳家の戸田奈津子さんが「ビリー・ワイルダーの映画は常に客を飽きさせない工夫があるから面白い」というようなことを言っていましたがその言葉がよみがえる作品で、常に次に何があるか期待しつつ、終盤のワクワク感もあり、個性的な登場人物もくどくない。
ストーリーで勝負する作品も多いかと思いますがこれだけシンプルな構成で面白い作品に仕上がるから映画は面白いですね!
それと映画の撮影は遊びの中でも出来そうでいいですね。面白さを越えて愉快な気分になりました。
最後に私が世界で一番シンプルで面白いと思ったYoutubeを貼っておきます。
映画「未来のミライ」を見た!感想※ネタバレ注意
公開当日に観に行くことができました!細田守監督作品を見るのはサマーウォーズ以来です。
じめじめした猛暑なので、あっさりした映画が見たくてアニメしかないやろ!と。
観つつどんな映画なんだろうと、自分の知ってる世界に当てはめようとすると、
幼いくんちゃんがタイムスリップして自分の家族(親、曾祖父、自分)に出会うそれぞれの時代をオムニバス形式で描いているんやろな!と、
手塚治虫の”火の鳥”や黒澤明の”夢”のようなオムニバス形式としてみるのがしっくりきました。
しかし世代を超える大スケールというよりはむしろストーリーが単発的で、(観てる人が想像力働かせれば違うのかもしれませんが…)つながりを理解するには及びませんでした。
絵が綺麗!で、新海誠監督の”君の名は。”にも言えることですがうまいだけでなくて写実的な背景に魅了されます。
しかしこれも”君の名は。”でも感じたことですがディテールの凝り方が気になるもので、
今作ではくんちゃんが目を離したすきに鉄道模型を完成させるスーパー幼児だったり…
東京駅の迷子の呼び出しで「銀の鈴に来て下さい」と言えばすかさず幼い子供が母の元に現れたり…
いやあり得ないやろと。違和感もありました。
それから時代は母親の幼少期は車の型をみた印象では(車詳しくないですが)80年代~で、
戦争を経験しバイクを作っていた曾祖父(祖父?)の青年時代は港のコンテナクレーン等から見て70年頃かと推測するのですが、この辺もはっきりさせてほしかったです。
ええな!と思ったのは最後の未来の東京駅の章で、パリ北駅のようなかっこいい駅に人工知能の駅係員、家族と自分の関係を理解しなければ迷子になったまま連れ去られる不思議な列車…写実的な世界とのコントラストが利いてて素敵でした!
全体的にはドラえもんとかの方がよほど凝ってるのではと思う反面、子供が見ればのめりこみそうな世界だという部分に興味惹かれました。U12推奨映画だったのかもしれません。しかし私には分からんのです。
ただ漠然と面白いアニメ映画を観に行ったのは間違いだったかもしれません!
以上
<ロシアW杯>サッカー日本代表のトリック無気力試合。感想
感想
2018年のロシアW杯、サッカー日本代表は1次リーグ最後の対ポーランド戦でお互いに攻撃をしない”無気力試合”の結果決勝トーナメント進出を決めた。
それ以上失点しないことによって、日本は決勝トーナメント進出する可能性がある。ポーランドは試合に勝利したという実績を残すことができる。
お互いの利が一致した時にこうした試合になることは過去にもあり、私はいつもモナコのフランス代表GKバルテズがCL(チャンピオンズリーグ)のリーグ戦でゴールポストにもたれて座り、ただ時間を進めるために球回しをするチームメイトを眺めていたことを思い出す(たぶん1990年代)。
当然会場にもブーイングが起こり、サッカー界全体が難色を示す。こうした試合が大きな舞台で少なくなったかどうかは知らないが、少なくとも”良くない”という共通理解がある。
しかし、今回のW杯でも前々日に行われたフランス対デンマークではお互い引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる状況下で本気とは言い難い試合内容のままスコアレスドローで試合が終わった。0-0の試合はこの大会初だった。
ドイツ人監督のマガト監督からは「0-0の試合は勝ち点を与えない」ようにすればという提言も過去にあった。
日本代表はそうした例に当たるのか?
無気力試合であり、盛大なブーイングも伴っていた。
しかしフランス対デンマークとは決定的な違いあり、それは作戦に”リスク”が伴っていたことだと考えている。
もしセネガルがコロンビアに追いついてしまったら…
西野監督は日本がポーランドに追いつくことよりも、コロンビアがセネガルに追いつかれないことに賭けた。麻雀で言えば(他のゲームでもいいが…)オーラス安い点で他者にフリ込みトップを確定させたようなものだと思う。
麻雀であってもトップ争いに水を差すことは空気を読んで拒まれる場合がある。ポーランドも勝利という実績ではなく別の威信をかけて日本に攻撃をしかけることは可能だったがしなかった。そして当事者であるセネガルもまた自力でコロンビアに追いつくことが出来なかった。
それで西野監督は賭けに勝った(ように見える)。
実際には選手のモチベーションがどのような状況かはわからないし、世界からの敵視に晒され決勝トーナメントに挑むデメリットがあるかもしれない。何が正解かは分からないし、どんなサッカーが面白いというつもりもない。
それでももしポーランドが攻撃を続けていたら、もし日本がポーランドに対して優位に試合を展開していたら、もしコロンビアが先制していなかったら、もしセネガルの相手がコロンビアという強国ではなかったら、もし今大会からフェアプレーポイント制度が導入されていなかったら…
そんな山際淳司なら小説を書いていたであろういくつものたらればを覆した偶発的状況とは、そしてアナウンサーが「コロンビアがセネガルに追いつかれたらどうするんだ」と訝る状況とは、サッカーファンなら少なからず興奮できる状況ではなかったろうか。実際サッカーファンの私としてはその時少し落胆して試合を観てしまったことに後悔している。下に改めて今回の日本代表の状況を調べて書いたが、試合前に調べておけばもっとワクワクできただろう。
余談だが日本代表は4年前のブラジルW杯で攻撃サッカーを旗印に挑んだが世界の中堅国に木っ端みじんにやられた経験があり、ロシア大会の直前まで自分たちの理想とするサッカーを遂行すべきか議論されて来た。
ポーランド戦では自分たちのサッカーどころか他国に委ねるという(!)、意表を突いた合理的な方法で勝ち上がることになった。
もし無気力試合に頼るようになれば日本のサッカーのレベルは上がらなくなると思う。サッカーの技術とは別次元の作戦だからそこに頼るようではだめだ。ただ大事な本番で勝つための勝負勘とはサッカーの技術だけが全てではない。どちらも両立することが出来ると考えている。
今回はそんな一端の事例がみれた。
出来事振り返り
2018/06/28(日本時間)
23:00 日本 vs ポーランド
23:00 セネガル vs コロンビア
グループHの最終戦2試合が同時キックオフし、
日-ポ戦は後半14分にポーランドが先制。
セ-コ戦は後半29分にコロンビアが先制。
セ-コ戦で点が入った時点から日本代表は攻撃をやめ球回しを始めた。
結果的にその後両方の試合は動かず試合終了。
グループHの最終結果は以下のように(↓)なり、日本はフェアプレーポイント差で2位となり決勝トーナメント進出を決めた!
グループH | 試合 | 勝 | 負 | 分 | 勝点 | 得失点差 | 総得点 | フェアプレーポイント |
コロンビア | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | 3 | 5 | |
日本 | 3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 0 | 4 | -4 |
セネガル | 3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 0 | 4 | -6 |
ポーランド | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | -3 | 2 |
フェアプレーポイントとは
リーグ戦3試合で受けたイエローカード/レッドカードの枚数などで減算されるポイント。
勝点・得失点差・総得点が同じで、当該チーム同士(今回の場合は日本とセネガル)の直接対決で引き分け、の場合にフェアプレーポイントの差で順位を決める。
日本代表の狙い
コロンビアがセネガルに追いつかれる可能性>日本がポーランドに追いつく可能性
コロンビアがリードしたまま、日本がポーランドに0-1のまま負けること。
接触プレーを避け余計なカードをもらわないこと。
万引き家族 を観た!ネタバレ注意
1000円デーなので映画館に行こうと、
サイトを見たら話題の映画があったので、
観てきました!
是枝裕和監督の作品を見るのも初めてですが、
やっぱり新しいものを見る時はいかにミーハーになれるか、
そこでミーハーになれないと…
他の人が注文した食事を味見したい現象だと思います。
新しい味を覚えて損することはないだろうと。
他の人が楽しんだものはきっと自分も楽しめるの精神です。
作る人もきっと贔屓の客目線では作らないだろうと思います。
W杯に盛り上がりながらそんなことを思いました!
殆ど予備知識もなく観に行くのが常で、
シネコンなら殊更、
『ちはやふる』も観ましたが、
ちはやふるで初めて見た松岡茉優さんは、
『万引き家族』にも出てましたがエンドロール見るまで誰かわからず。
(可愛さを残しながら色んな顔で魅せる素敵な女優さんですわ!)
万引き家族、面白かったです!
血の繋がりのない家族で、
主な収入は、
・父親格のリリーフランキーが(集合して工事現場に向かう風景から察すると)日雇い派遣をして得るお金(日給1万前後)・母親格の安藤サクラがクリーニング工場でアイロンあてる仕事(時給1000円前後)・長女格の松岡茉優が風俗で得るお金(映画の中で触れてたけど忘れた)・お婆さん格の樹木希林の寡婦年金(月6万円)・ほかにお婆さんが元旦那の息子からせびる金(1回3万円)・子供も参加する万引き(食事代)
という、
低所得者でしかもよくない方法で生活してるのがこの家族。
ただ家族としての繋がりは本当の家族より美しさすらあり、
子供たちは本当の家族の下では虐待を受けていて、
安藤サクラも元旦那に殺されそうになった過去があり、
樹木希林も元旦那の息子が金を渡したくなる背景があったようで、
松岡茉優は本当の家族には「オーストラリアに留学してる」ことにされている。
という具合に、
血縁家族はクソやと思うと同時に、仲が良く家族に優しい万引き家族を応援したくなってしまう。
映画後半の取り調べシーンで、
「あなたのした事は死体遺棄だ」と告げられた安藤サクラが、
「棄てたのではなく拾ったんや!」という台詞が、
家族と観てる人の気持ちをよく表してるんじゃないかと思います。
どんな家族が正しいのか、
世間の方が間違っている面もあるのでは?
何事もなく幸せなストーリーに転んでほしい、
しかしながら「そんな生活してたらあかんよ!」とこちらにも絶対的不動な思いがある。
樹木希林も「こんな生活続かん」とそれは家族みんなきっと分かってる。
そんなザワザワ感で最後まで見入った映画でした!
劇団アカズノマ 旗揚げ公演『露出狂』 感想など
劇団アカズノマ(http://akazunoma.me/)柿喰う客(http://kaki-kuu-kyaku.com)
露出狂(4/12~4/15 @ABCホール)
脚本 | 中屋敷法仁(柿喰う客) |
演出 | 七味まゆ味(柿喰う客/七味の一味) |
演出助手 | 奈古あゆ未 米澤愛 |
舞台美術助手 | 立川小春 |
舞台監督 | 武吉浩二 |
美術 | 多賀慧 |
照明 | 加藤直子 |
音響 | 須川忠俊 |
制作 | 浦田瑞希 鉾木章浩 |
音楽 | 岡田太郎 山田尚史 |
振付 | sayaka |
衣裳 | 山尾梨奈 |
映像記録 | 竹崎博人 |
宣伝写真 | 堀川高志 |
宣伝美術 | タカイアキフミ 北村美沙子 |
宣伝ヘアメイク | 野川加奈子 |
プロデューサー | 石塚朱莉 |
出演者
役名 | 通常公演 | 乱痴気公演 |
---|---|---|
御器 | 石塚朱莉 | 古賀成美 |
佐反町 | 長尾友里花 | 七味まゆ味 |
白峰 | るりこ | 兵頭祐香 |
比留 | 中村るみ | 石塚朱莉 |
蔵毛 | あがぺる | 新名希弥 |
蒲郡 | 新名希弥 | 山本奈臣実 |
野宮 | 水川華奈 | 古賀成美 |
葉枝 | あだちせり | 水川華奈 |
氏川 | 古賀成美 | るりこ |
真今井 | 高安智美 | あだちせり |
羽生 | 山本奈臣実 | 長尾友里花 |
香森 | 深谷由梨香 | 中村るみ |
九門 | 兵頭祐香 | あがぺる |
宇津保 | 七味まゆ味 | 深谷由梨香 |
この度は劇団アカズノマ旗揚げ公演「露出狂」を、4/12の初日公演と4/13の乱痴気公演(役シャッフル)の2日間観ることができました!
石塚朱莉ちゃんの舞台を観に行くのは2016年の「メロメロたち」(悪い芝居)以来2度目で、今回は古賀成美ちゃんの初舞台ということで是非にということで観に行きました。
「露出狂」についてはほぼ知識なく観に行きました。またDVDも発売あるみたいなので楽しみにしています。
露出狂
「露出狂」は中屋敷法仁(柿喰う客)さんの2010作品ということで過去にも何度か公演を行っているようです。今回は劇団アカズノマを立ち上げた石塚朱莉ちゃんが旗揚げ公演としてこの作品をやりたいということで実現しました。パンフレットでは2人の対談も組まれています。
ストーリーは女子サッカー1期生部員4人の立ち上げから始まり2期生、3期生と部員を加えながら大会に勝つことを目指すというもので、至ってシンプル。
メッセージ的なものは一番冒頭の台詞「とにかく勝ちたい・・・」に全て集約されている(と思います)。
「勝つために何をするか?」チームワークを磨くためにエッチなことをしたりと講じる様々な手段が生まれ、本心を曝け出し、人が絡み合い、そして試合へ…
客席の笑いを生む場面も多くてそんなに凝った笑いではなくとも、若さと勢いで笑えるのもこの舞台の分りやすさだったと思います。
あまり舞台を観ない自分にとっては分かりやすいのはありがたいことです。
特にいいなぁと思ったのは、サッカー部員11人+マネージャー3人がそれぞれキャラが立っていて出番も多い。
おかしなことをしても舞台が壊れず、寧ろ盛り上がる場面では誰が何をしでかすかを楽しむ雰囲気があったと思います。
役者さんがよく見える。そして気になる部員を見ていてもいいし、比べながら見ていてもいい。ストーリーもシンプルなので難しいこと気にしなくてもいい!
気楽に色んな演技を堪能できる。役者さんがとんでもない姿を曝け出せる。旗揚げ舞台として最高の作品を選んだな!というのが率直な感想です。
演技
14人が並列で演じている舞台構成なので「上手いってこういうことなのかなぁ」とか比較もしながら見てました。
序盤まくしたてるような台詞が多くて見ていて若干戸惑いましたが、そのまくしたてる役が完全に板についていた佐反町役の長尾友里花さんや、自由に激しく演じながら香森役をこなしていた深谷由梨香さん、「全然あかんやん」という台詞が脳裏に焼き付いてしまう迫力の比留役の中村るみさんらは多くの喝采を浴びて然るべきだったと思います。
乱痴気
”乱痴気公演”では役を入れ替えたので更に色んな演技を比較して観ることが出来ました。
本痴気でマネージャーをしていたあがぺるんさん、高安智美さんは乱痴気では違う役を新しい世界観で演じていて「役者ってすごいな!」と思いました。
新喜劇から参加している山本奈臣実さんは同じストーリーでも笑いに落とすのが流石!と感心しました。(初日に新喜劇の末成由美さんと未知やすえさんが客席にいたようですが乱痴気も見てもらいたかった!)
石塚朱莉ちゃんも中村るみさんに負けず劣らず色気とメンヘラを武器に比留を演じていました。
1つの舞台で2つの役の台詞が言えるだけでも素人から見れば凄いことですが、そこに演技を加える時間がどこにあったのかと…。驚きです。
そして同じ役でも演じる人によって見え方も振り幅も違うんだなと知ることも出来ました。乱痴気が見れてよかったです。
氏川
”氏川”は「演技がしたい」「舞台に出たい」と言っていた古賀成美ちゃんが念願かなって初めて舞台で演じた役ということになります。
ペアを組んでいた葉枝の胸を揉んだり、煙草を吸う仕草があったりとかなり灰汁が強くはっきりした個性のある存在でした。
演じきってやるぞという意気込みも伝わって来ましたし、成美ちゃんではなく氏川がそこに居る感じも伝わって来て感無量でした。
乱痴気では”御器”を演じていました。女子を武器にする氏川とは逆の清々しい少年ぽさを持った役で、最初にすすーっと出て来て真剣に語る姿はピタりとハマったな!と、とても美しいと思いました。
氏川よりもストーリーの中心に寄っている役で、長い台詞もありましたが途中台詞に飲まれるというか早口になる感じはあって、そこは周りの役者さんにも助けられた場面かなと思います。
しかし肝心の最初の舞台で2つの役にしっかりぶつかってきたな!と、
稽古期間中にNMB48の方で2つのコンサートがあり、千秋楽の翌日にも別のコンサートを控える中であまりそういうことを本人は口にしないですがさすがだったと思います。
まだまだ上手な役者さんはたくさんいますしたくさんの役が待っていると思うので天井知らずでぶつかって行ってもらいたいです。
アカズノマ
アカズノマは”NMB48の石塚朱莉が主催する劇団”として立ち上げられて、最終的に誰に帰属するかはわかりませんが、名前にも含まれているように石塚朱莉ありきでやろうということだと思ってます。
NMB48の活動はどうしてもファンに見せられる舞台が限られていたり、才能を磨く場所が限られていたり、あるいは人によってまちまちだったり、
劇団という形で演技を磨いたりファンに披露できる場所ができることは個人的には大賛成なのです。
私自身メロメロたちの石塚朱莉にせよ露出狂の古賀成美にせよ、これだけ長い時間生で1人のメンバーを観れることは初めてですし、しかも普段見せない顔と本気で打ち込んでいる姿を近くで見守れることは稀です。きっとNMB48の別プロジェクトとは言えファンにはウケると思いますし長く続けられると思っています。
これからも劇団アカズノマの成長とメンバーの成長を楽しみにしています。
そして共演した役者の皆様の演技を見ると「やっぱり上手いな!」と思うことも多々あり、刺激を受けることはファンにもメンバーにもとても有意義なことだと思ってます。
私が言うのもおかしいですが今回は脚本や素敵なスタッフにも恵まれ山尾梨奈ちゃんが衣装さんとして参加出来たことも嬉しいです。
東由樹、川上礼奈、谷川愛梨、林萌々香、三田麻央とたくさんのメンバーが応援に来て感じたものがあったようなので何よりです。
今後とも劇団アカズノマの活躍を期待してます!
観光
ついでに大阪へ行くのも久々なので観光も。
YNNのあまからさんとモカちゃんのカレー修行で行ったお店の3つ。
インド料理のヒマラヤンさん…初めて食べたチーズナンがボリュームあってとろっとろで美味しかった。ソフトドリンクサービスありがとうございました。
中津のスパイスカレーまるせさん…スパイスの瓶がたくさん並んでいて美味しかったです。スパイスの匂いもおしゃれでした。オフィスレディのランチに間違いないですね。
石塚朱莉と古賀成美がロケで行ったどぎゃんさん…お酒なしでの晩メニューはさすがに割高でしたが味は最高に美味しかったです。今度はお酒入りかランチタイムに行きたい!
ヨドバシカメラのドローンさん…今度行くときは試運転コーナー開けておいてください。
以上
14人が並列で演じている舞台構成なので「上手いってこういうことなのかなぁ」とか比較もしながら見てました。
序盤まくしたてるような台詞が多くて見ていて若干戸惑いましたが、そのまくしたてる役が完全に板についていた佐反町役の長尾友里花さんや、自由に激しく演じながら香森役をこなしていた深谷由梨香さん、「全然あかんやん」という台詞が脳裏に焼き付いてしまう迫力の比留役の中村るみさんらは多くの喝采を浴びて然るべきだったと思います。
乱痴気
”乱痴気公演”では役を入れ替えたので更に色んな演技を比較して観ることが出来ました。
本痴気でマネージャーをしていたあがぺるんさん、高安智美さんは乱痴気では違う役を新しい世界観で演じていて「役者ってすごいな!」と思いました。
新喜劇から参加している山本奈臣実さんは同じストーリーでも笑いに落とすのが流石!と感心しました。(初日に新喜劇の末成由美さんと未知やすえさんが客席にいたようですが乱痴気も見てもらいたかった!)
石塚朱莉ちゃんも中村るみさんに負けず劣らず色気とメンヘラを武器に比留を演じていました。
1つの舞台で2つの役の台詞が言えるだけでも素人から見れば凄いことですが、そこに演技を加える時間がどこにあったのかと…。驚きです。
そして同じ役でも演じる人によって見え方も振り幅も違うんだなと知ることも出来ました。乱痴気が見れてよかったです。
氏川
”氏川”は「演技がしたい」「舞台に出たい」と言っていた古賀成美ちゃんが念願かなって初めて舞台で演じた役ということになります。
ペアを組んでいた葉枝の胸を揉んだり、煙草を吸う仕草があったりとかなり灰汁が強くはっきりした個性のある存在でした。
演じきってやるぞという意気込みも伝わって来ましたし、成美ちゃんではなく氏川がそこに居る感じも伝わって来て感無量でした。
乱痴気では”御器”を演じていました。女子を武器にする氏川とは逆の清々しい少年ぽさを持った役で、最初にすすーっと出て来て真剣に語る姿はピタりとハマったな!と、とても美しいと思いました。
氏川よりもストーリーの中心に寄っている役で、長い台詞もありましたが途中台詞に飲まれるというか早口になる感じはあって、そこは周りの役者さんにも助けられた場面かなと思います。
しかし肝心の最初の舞台で2つの役にしっかりぶつかってきたな!と、
稽古期間中にNMB48の方で2つのコンサートがあり、千秋楽の翌日にも別のコンサートを控える中であまりそういうことを本人は口にしないですがさすがだったと思います。
まだまだ上手な役者さんはたくさんいますしたくさんの役が待っていると思うので天井知らずでぶつかって行ってもらいたいです。
アカズノマ
アカズノマは”NMB48の石塚朱莉が主催する劇団”として立ち上げられて、最終的に誰に帰属するかはわかりませんが、名前にも含まれているように石塚朱莉ありきでやろうということだと思ってます。
NMB48の活動はどうしてもファンに見せられる舞台が限られていたり、才能を磨く場所が限られていたり、あるいは人によってまちまちだったり、
劇団という形で演技を磨いたりファンに披露できる場所ができることは個人的には大賛成なのです。
私自身メロメロたちの石塚朱莉にせよ露出狂の古賀成美にせよ、これだけ長い時間生で1人のメンバーを観れることは初めてですし、しかも普段見せない顔と本気で打ち込んでいる姿を近くで見守れることは稀です。きっとNMB48の別プロジェクトとは言えファンにはウケると思いますし長く続けられると思っています。
これからも劇団アカズノマの成長とメンバーの成長を楽しみにしています。
そして共演した役者の皆様の演技を見ると「やっぱり上手いな!」と思うことも多々あり、刺激を受けることはファンにもメンバーにもとても有意義なことだと思ってます。
私が言うのもおかしいですが今回は脚本や素敵なスタッフにも恵まれ山尾梨奈ちゃんが衣装さんとして参加出来たことも嬉しいです。
東由樹、川上礼奈、谷川愛梨、林萌々香、三田麻央とたくさんのメンバーが応援に来て感じたものがあったようなので何よりです。
今後とも劇団アカズノマの活躍を期待してます!
観光
YNNのあまからさんとモカちゃんのカレー修行で行ったお店の3つ。
インド料理のヒマラヤンさん…初めて食べたチーズナンがボリュームあってとろっとろで美味しかった。ソフトドリンクサービスありがとうございました。
中津のスパイスカレーまるせさん…スパイスの瓶がたくさん並んでいて美味しかったです。スパイスの匂いもおしゃれでした。オフィスレディのランチに間違いないですね。
石塚朱莉と古賀成美がロケで行ったどぎゃんさん…お酒なしでの晩メニューはさすがに割高でしたが味は最高に美味しかったです。今度はお酒入りかランチタイムに行きたい!
ヨドバシカメラのドローンさん…今度行くときは試運転コーナー開けておいてください。
以上
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