劇団アカズノマ 旗揚げ公演『露出狂』 感想など
劇団アカズノマ(http://akazunoma.me/)柿喰う客(http://kaki-kuu-kyaku.com)
露出狂(4/12~4/15 @ABCホール)
脚本 | 中屋敷法仁(柿喰う客) |
演出 | 七味まゆ味(柿喰う客/七味の一味) |
演出助手 | 奈古あゆ未 米澤愛 |
舞台美術助手 | 立川小春 |
舞台監督 | 武吉浩二 |
美術 | 多賀慧 |
照明 | 加藤直子 |
音響 | 須川忠俊 |
制作 | 浦田瑞希 鉾木章浩 |
音楽 | 岡田太郎 山田尚史 |
振付 | sayaka |
衣裳 | 山尾梨奈 |
映像記録 | 竹崎博人 |
宣伝写真 | 堀川高志 |
宣伝美術 | タカイアキフミ 北村美沙子 |
宣伝ヘアメイク | 野川加奈子 |
プロデューサー | 石塚朱莉 |
出演者
役名 | 通常公演 | 乱痴気公演 |
---|---|---|
御器 | 石塚朱莉 | 古賀成美 |
佐反町 | 長尾友里花 | 七味まゆ味 |
白峰 | るりこ | 兵頭祐香 |
比留 | 中村るみ | 石塚朱莉 |
蔵毛 | あがぺる | 新名希弥 |
蒲郡 | 新名希弥 | 山本奈臣実 |
野宮 | 水川華奈 | 古賀成美 |
葉枝 | あだちせり | 水川華奈 |
氏川 | 古賀成美 | るりこ |
真今井 | 高安智美 | あだちせり |
羽生 | 山本奈臣実 | 長尾友里花 |
香森 | 深谷由梨香 | 中村るみ |
九門 | 兵頭祐香 | あがぺる |
宇津保 | 七味まゆ味 | 深谷由梨香 |
この度は劇団アカズノマ旗揚げ公演「露出狂」を、4/12の初日公演と4/13の乱痴気公演(役シャッフル)の2日間観ることができました!
石塚朱莉ちゃんの舞台を観に行くのは2016年の「メロメロたち」(悪い芝居)以来2度目で、今回は古賀成美ちゃんの初舞台ということで是非にということで観に行きました。
「露出狂」についてはほぼ知識なく観に行きました。またDVDも発売あるみたいなので楽しみにしています。
露出狂
「露出狂」は中屋敷法仁(柿喰う客)さんの2010作品ということで過去にも何度か公演を行っているようです。今回は劇団アカズノマを立ち上げた石塚朱莉ちゃんが旗揚げ公演としてこの作品をやりたいということで実現しました。パンフレットでは2人の対談も組まれています。
ストーリーは女子サッカー1期生部員4人の立ち上げから始まり2期生、3期生と部員を加えながら大会に勝つことを目指すというもので、至ってシンプル。
メッセージ的なものは一番冒頭の台詞「とにかく勝ちたい・・・」に全て集約されている(と思います)。
「勝つために何をするか?」チームワークを磨くためにエッチなことをしたりと講じる様々な手段が生まれ、本心を曝け出し、人が絡み合い、そして試合へ…
客席の笑いを生む場面も多くてそんなに凝った笑いではなくとも、若さと勢いで笑えるのもこの舞台の分りやすさだったと思います。
あまり舞台を観ない自分にとっては分かりやすいのはありがたいことです。
特にいいなぁと思ったのは、サッカー部員11人+マネージャー3人がそれぞれキャラが立っていて出番も多い。
おかしなことをしても舞台が壊れず、寧ろ盛り上がる場面では誰が何をしでかすかを楽しむ雰囲気があったと思います。
役者さんがよく見える。そして気になる部員を見ていてもいいし、比べながら見ていてもいい。ストーリーもシンプルなので難しいこと気にしなくてもいい!
気楽に色んな演技を堪能できる。役者さんがとんでもない姿を曝け出せる。旗揚げ舞台として最高の作品を選んだな!というのが率直な感想です。
演技
14人が並列で演じている舞台構成なので「上手いってこういうことなのかなぁ」とか比較もしながら見てました。
序盤まくしたてるような台詞が多くて見ていて若干戸惑いましたが、そのまくしたてる役が完全に板についていた佐反町役の長尾友里花さんや、自由に激しく演じながら香森役をこなしていた深谷由梨香さん、「全然あかんやん」という台詞が脳裏に焼き付いてしまう迫力の比留役の中村るみさんらは多くの喝采を浴びて然るべきだったと思います。
乱痴気
”乱痴気公演”では役を入れ替えたので更に色んな演技を比較して観ることが出来ました。
本痴気でマネージャーをしていたあがぺるんさん、高安智美さんは乱痴気では違う役を新しい世界観で演じていて「役者ってすごいな!」と思いました。
新喜劇から参加している山本奈臣実さんは同じストーリーでも笑いに落とすのが流石!と感心しました。(初日に新喜劇の末成由美さんと未知やすえさんが客席にいたようですが乱痴気も見てもらいたかった!)
石塚朱莉ちゃんも中村るみさんに負けず劣らず色気とメンヘラを武器に比留を演じていました。
1つの舞台で2つの役の台詞が言えるだけでも素人から見れば凄いことですが、そこに演技を加える時間がどこにあったのかと…。驚きです。
そして同じ役でも演じる人によって見え方も振り幅も違うんだなと知ることも出来ました。乱痴気が見れてよかったです。
氏川
”氏川”は「演技がしたい」「舞台に出たい」と言っていた古賀成美ちゃんが念願かなって初めて舞台で演じた役ということになります。
ペアを組んでいた葉枝の胸を揉んだり、煙草を吸う仕草があったりとかなり灰汁が強くはっきりした個性のある存在でした。
演じきってやるぞという意気込みも伝わって来ましたし、成美ちゃんではなく氏川がそこに居る感じも伝わって来て感無量でした。
乱痴気では”御器”を演じていました。女子を武器にする氏川とは逆の清々しい少年ぽさを持った役で、最初にすすーっと出て来て真剣に語る姿はピタりとハマったな!と、とても美しいと思いました。
氏川よりもストーリーの中心に寄っている役で、長い台詞もありましたが途中台詞に飲まれるというか早口になる感じはあって、そこは周りの役者さんにも助けられた場面かなと思います。
しかし肝心の最初の舞台で2つの役にしっかりぶつかってきたな!と、
稽古期間中にNMB48の方で2つのコンサートがあり、千秋楽の翌日にも別のコンサートを控える中であまりそういうことを本人は口にしないですがさすがだったと思います。
まだまだ上手な役者さんはたくさんいますしたくさんの役が待っていると思うので天井知らずでぶつかって行ってもらいたいです。
アカズノマ
アカズノマは”NMB48の石塚朱莉が主催する劇団”として立ち上げられて、最終的に誰に帰属するかはわかりませんが、名前にも含まれているように石塚朱莉ありきでやろうということだと思ってます。
NMB48の活動はどうしてもファンに見せられる舞台が限られていたり、才能を磨く場所が限られていたり、あるいは人によってまちまちだったり、
劇団という形で演技を磨いたりファンに披露できる場所ができることは個人的には大賛成なのです。
私自身メロメロたちの石塚朱莉にせよ露出狂の古賀成美にせよ、これだけ長い時間生で1人のメンバーを観れることは初めてですし、しかも普段見せない顔と本気で打ち込んでいる姿を近くで見守れることは稀です。きっとNMB48の別プロジェクトとは言えファンにはウケると思いますし長く続けられると思っています。
これからも劇団アカズノマの成長とメンバーの成長を楽しみにしています。
そして共演した役者の皆様の演技を見ると「やっぱり上手いな!」と思うことも多々あり、刺激を受けることはファンにもメンバーにもとても有意義なことだと思ってます。
私が言うのもおかしいですが今回は脚本や素敵なスタッフにも恵まれ山尾梨奈ちゃんが衣装さんとして参加出来たことも嬉しいです。
東由樹、川上礼奈、谷川愛梨、林萌々香、三田麻央とたくさんのメンバーが応援に来て感じたものがあったようなので何よりです。
今後とも劇団アカズノマの活躍を期待してます!
観光
ついでに大阪へ行くのも久々なので観光も。
YNNのあまからさんとモカちゃんのカレー修行で行ったお店の3つ。
インド料理のヒマラヤンさん…初めて食べたチーズナンがボリュームあってとろっとろで美味しかった。ソフトドリンクサービスありがとうございました。
中津のスパイスカレーまるせさん…スパイスの瓶がたくさん並んでいて美味しかったです。スパイスの匂いもおしゃれでした。オフィスレディのランチに間違いないですね。
石塚朱莉と古賀成美がロケで行ったどぎゃんさん…お酒なしでの晩メニューはさすがに割高でしたが味は最高に美味しかったです。今度はお酒入りかランチタイムに行きたい!
ヨドバシカメラのドローンさん…今度行くときは試運転コーナー開けておいてください。
以上
14人が並列で演じている舞台構成なので「上手いってこういうことなのかなぁ」とか比較もしながら見てました。
序盤まくしたてるような台詞が多くて見ていて若干戸惑いましたが、そのまくしたてる役が完全に板についていた佐反町役の長尾友里花さんや、自由に激しく演じながら香森役をこなしていた深谷由梨香さん、「全然あかんやん」という台詞が脳裏に焼き付いてしまう迫力の比留役の中村るみさんらは多くの喝采を浴びて然るべきだったと思います。
乱痴気
”乱痴気公演”では役を入れ替えたので更に色んな演技を比較して観ることが出来ました。
本痴気でマネージャーをしていたあがぺるんさん、高安智美さんは乱痴気では違う役を新しい世界観で演じていて「役者ってすごいな!」と思いました。
新喜劇から参加している山本奈臣実さんは同じストーリーでも笑いに落とすのが流石!と感心しました。(初日に新喜劇の末成由美さんと未知やすえさんが客席にいたようですが乱痴気も見てもらいたかった!)
石塚朱莉ちゃんも中村るみさんに負けず劣らず色気とメンヘラを武器に比留を演じていました。
1つの舞台で2つの役の台詞が言えるだけでも素人から見れば凄いことですが、そこに演技を加える時間がどこにあったのかと…。驚きです。
そして同じ役でも演じる人によって見え方も振り幅も違うんだなと知ることも出来ました。乱痴気が見れてよかったです。
氏川
”氏川”は「演技がしたい」「舞台に出たい」と言っていた古賀成美ちゃんが念願かなって初めて舞台で演じた役ということになります。
ペアを組んでいた葉枝の胸を揉んだり、煙草を吸う仕草があったりとかなり灰汁が強くはっきりした個性のある存在でした。
演じきってやるぞという意気込みも伝わって来ましたし、成美ちゃんではなく氏川がそこに居る感じも伝わって来て感無量でした。
乱痴気では”御器”を演じていました。女子を武器にする氏川とは逆の清々しい少年ぽさを持った役で、最初にすすーっと出て来て真剣に語る姿はピタりとハマったな!と、とても美しいと思いました。
氏川よりもストーリーの中心に寄っている役で、長い台詞もありましたが途中台詞に飲まれるというか早口になる感じはあって、そこは周りの役者さんにも助けられた場面かなと思います。
しかし肝心の最初の舞台で2つの役にしっかりぶつかってきたな!と、
稽古期間中にNMB48の方で2つのコンサートがあり、千秋楽の翌日にも別のコンサートを控える中であまりそういうことを本人は口にしないですがさすがだったと思います。
まだまだ上手な役者さんはたくさんいますしたくさんの役が待っていると思うので天井知らずでぶつかって行ってもらいたいです。
アカズノマ
アカズノマは”NMB48の石塚朱莉が主催する劇団”として立ち上げられて、最終的に誰に帰属するかはわかりませんが、名前にも含まれているように石塚朱莉ありきでやろうということだと思ってます。
NMB48の活動はどうしてもファンに見せられる舞台が限られていたり、才能を磨く場所が限られていたり、あるいは人によってまちまちだったり、
劇団という形で演技を磨いたりファンに披露できる場所ができることは個人的には大賛成なのです。
私自身メロメロたちの石塚朱莉にせよ露出狂の古賀成美にせよ、これだけ長い時間生で1人のメンバーを観れることは初めてですし、しかも普段見せない顔と本気で打ち込んでいる姿を近くで見守れることは稀です。きっとNMB48の別プロジェクトとは言えファンにはウケると思いますし長く続けられると思っています。
これからも劇団アカズノマの成長とメンバーの成長を楽しみにしています。
そして共演した役者の皆様の演技を見ると「やっぱり上手いな!」と思うことも多々あり、刺激を受けることはファンにもメンバーにもとても有意義なことだと思ってます。
私が言うのもおかしいですが今回は脚本や素敵なスタッフにも恵まれ山尾梨奈ちゃんが衣装さんとして参加出来たことも嬉しいです。
東由樹、川上礼奈、谷川愛梨、林萌々香、三田麻央とたくさんのメンバーが応援に来て感じたものがあったようなので何よりです。
今後とも劇団アカズノマの活躍を期待してます!
観光
YNNのあまからさんとモカちゃんのカレー修行で行ったお店の3つ。
インド料理のヒマラヤンさん…初めて食べたチーズナンがボリュームあってとろっとろで美味しかった。ソフトドリンクサービスありがとうございました。
中津のスパイスカレーまるせさん…スパイスの瓶がたくさん並んでいて美味しかったです。スパイスの匂いもおしゃれでした。オフィスレディのランチに間違いないですね。
石塚朱莉と古賀成美がロケで行ったどぎゃんさん…お酒なしでの晩メニューはさすがに割高でしたが味は最高に美味しかったです。今度はお酒入りかランチタイムに行きたい!
ヨドバシカメラのドローンさん…今度行くときは試運転コーナー開けておいてください。
以上