スターウォーズ エピソード7 "フォースの覚醒" を見た!
個人的な感想なので解説は他のサイトを見てください。スターウォーズは凄いです。たくさん解説が載ってます。一応、前作までのシリーズをよく知らないので、
復習ついでに基本的な所から覚書していきます。
【スターウォーズ・シリーズ】
「スターウォーズ フォースの覚醒」はスターウォーズ・シリーズの7作目で、レイを主人公とした3部作の1つ目の作品です。
アナキン3部作
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年公開/3D版:2012年公開)
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002年公開)
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005年公開)
ルーク3部作
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年公開/特別篇:1997年公開)
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980年公開/特別篇:1997年公開)
『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還[※ 2]』(1983年公開/特別篇:1997年公開)
レイ3部作
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』(2015年公開)
『スター・ウォーズ エピソード8(仮)』(2017年12月15日公開予定[6])
『スター・ウォーズ エピソード9(仮)』(2019年公開予定[7])
スターウォーズ・シリーズ - Wikipedia
【用語】
シス(シス・オーダー)・・・ダース・ヴェイダー、カイロ・レンらフォースのダークサイドを扱う騎士(騎士団)=悪
ジェダイ(ジェダイ・オーダー)・・・ルーク・スカイウォーカー、ヨーダらフォースのライトサイドを扱う騎士(騎士団)=善
フォース・・・特殊能力。強い。人間以外の種族もフォースの力を持っている。子に受け継がれる模様
フォースを扱わない凡人・・・ハン・ソロ、フィンほか
ドロイド・・・R2-D2、C-3PO、BB-8ほか。機械
※ダース・ヴェイダーやカイロ・レンは元々ジェダイだったがダークサイドに堕ちシス卿となった。
共和国・・・元老院最高権力者のダース・シディアスがクローン大戦の後皇帝となり帝政へ移行(帝国建国)。
帝国・・・エンドアの戦いで敗れ共和政へ移行(新共和国建国)。ボスは皇帝ダース・シディアス(シーヴ・パルパティーン)、ダース・ヴェイダー(アナキン・スカイウォーカー)が仕える。
反乱同盟=反乱軍=同盟軍・・・帝国軍と戦うために組織。ボスはベイル・オーガナ(レイア・オーガナの養父)ら
(↓ここからレイ3部作の時代)
新共和国・・・エンドアの戦いの後、反乱同盟によって建てられた。
ファースト・オーダー・・・帝国軍の残党が設立した。ボスはスノーク。カイロ・レン(ベン)が仕える。
レジスタンス・・・ファーストオーダーと戦う私設軍。ボスはレイア・オーガナ
エンドアの戦い(Wookieepedia)・・・帝国軍がルーク・スカイウォーカー率いる反乱同盟の攻撃によって滅亡。ダース・シディアスの最期はダース・ヴェイダーの謀反によるもの。ダース・ヴェイダーも死んだ。今作(エピソード7)は戦いの30年後が舞台。※30年後という設定は、エピソード3の公開からエピソード7撮影が発表された年までの実際の年数と同じ。(シネマトゥデイ)
「スターウォーズ 相関図」でぐぐると色々出てきます。
シミ・スカイウォーカー・ラーズ(Wookieepedia)・・・アナキン・スカイウォーカーの母。スピンオフ作品(Wikipedia)にはカイロ・レンと同じ曾孫世代が多く登場するが今作は直接的な関わりはないと思われるので親族図から省略。
というわけで、
ルーク3部作は帝国軍を倒すまでの経緯。
アナキン3部作は何で親子が戦うことになったのかの経緯。
レイ3部作は…結末はわかりませんが、過去作の構図を継承していてファンにとっては把握しやすくなってるようです。【感想】
美しい映像を見るとそれだけで気分が良いもので、さすがディズニーです。ディズニーは制作だけでなく映像技術でも老舗なので(関係あるかわかりませんが)抜かりはなさそうです。登場する乗り物や風景がいちいちかっこ良くてよく出来てると感心するさすがアメリカ映画です。
音楽が素晴らしかったです。気付くとオーケストラが心地よく乗せてくれてました。
CD買いたいですが、多分聴いても情景が全く浮かんでこないですね。何回か見ないと厳しいです。
作曲家はJohn Towner Williamsさん(Wikipedia)という方で、ボストン・ポップス・オーケストラ(Wikipedia)という歴史ある交響楽団(ボストン交響楽団の派生ユニット的な感じ?)の指揮をされているようです。
過去の関連作品を見ると
E.T、インディ・ジョーンズシリーズ、シンドラーのリスト、ハリー・ポッターシリーズ、…
スターウォーズシリーズ以外も名立たるものばかりで、
名監督にも愛されている方なんでしょう。ちなみにインディ・ジョーンズシリーズとスターウォーズシリーズは元は同じルーカスフィルムのようです。
日本で言えば久石譲さんですが、海外には他にもそんな方がいらっしゃるんでしょうか…
作品の中身で敢えて気になった点を挙げるとまず心情表現。
親子関係の構図はわかりましたが、その描写があっさりしすぎてるように感じました。”これは悲しい展開だな!”と思えたのは良く知るキャラクターへの愛着故で、ストーリーは関係なかったです。
帝国軍の残党「ファーストオーダー」(敵)の中にもライバル関係や師弟関係があるのだと思いますが、過去の作品を良く把握していなかった私はもやっとしながら観ました。
ただ、スターウォーズ・シリーズを復習してみてほぼすっきりできました。
「ベン カイロ・レン」でぐぐると、なんだか監督の”ここはこういう裏話があるねん!”というこだわりを感じます。
主人公レイの出自や、カイロ・レンが母方の祖父ダース・ヴェイダーへの思い入れの強さが重要で、今回対峙した父子の関係はそこまで重要じゃないんでしょう。
そして過去の作品の構図(ダース・シディアスのポジションにストークがいてダース・ヴェイダーのポジションにカイロ・レンガいて…)を知ると、多分この構図だけでほとんどのオールドファンは過去と重ねあわせることが出来るのでそれ以上描く必要もないんだろうと、もやもやが溶けたような気がします。
もう1つ気になった点は、じゃりン子チエみたいなキャラクターです。ウォルト・ディズニーのタグがついてそうなあの生物はマズ・カナタ(Wookieepedia)というそうです。今作が初登場です。女性です。”浮いてるな!”と思いました。
昔起きた事やフォースに詳しく、容姿的にも過去の作品で言うヨーダのような位置づけだと思います。ヨーダはルーク・スカイウォーカーが帝国を倒した時既に亡くなっておりますが、霊になって登場します。
他の登場人物に対する印象も書いて行きます。
カイロ・レン(Wookieepedia)はヘルメットと中の人物のギャップに(中は私の友人にそっくりじゃないか)戸惑いましたが、不安定な面持ちが良きエッセンスになってたんじゃないでしょうか。カイロ・レンとハン・ソロの親子関係、アナキンとルークの親子関係はよく似ていますね。
さらに劇中で「我が祖父」と呟くシーンがありました。彼の拘りは父子関係よりも寧ろ祖父の血にありそうで、カイロ・レンと母レイア、祖父ダース・ヴェイダー、ジェダイの血を引く3人の繋がりは次作以降に生きてきそうです。
主人公レイ(Wookieepedia)も今作初登場のようで、カイロ・レンの人間関係が意識的に描かれた一方でレイが誰であるかは推理が必要なようです。彼女の出自を隠したことが人間関係を描く上で足を引っ張っていたかもしれません。ただ過去の登場人物との深い関わりがありそうだというのは見れば察しがつきます。おそらく次作で出してくるでしょう。ドラゴンボールの孫悟空が孫悟飯に拾われ巨大猿になったりしながら戦っているけれどまだバーダックが登場しない、そんな状況です。
ハン・ソロは文句なしカッコ良かったです。エピソード3以来の登場ということです。懐かしさを覚え興奮しました。”インディ・ジョーンズや!”ともなりました。次もハン・ソロの登場楽しみだしまた見よう!となりますよね…
今年74歳というのは信じられませんが、インディ・ジョーンズ最新作にも出演するそうです。
R2-D2(Wookieepedia)は過去作品にも出ていますが、今作では「ルークがいなくなってから起動しなくなった」ということです。なぜその設定が必要だったかは謎ですが、動かないのであれば機械らしく修理してあげて欲しかった所!
ポー・ダメロンWookieepedia)はレジスタンスのエース級のパイロットで、ウルトラ警備隊の隊員より強いと思います。ハン・ソロ同様フォースを使えない人物で、ポーとフィンの2人が登場します。フィンの方が重要な役どころでしたが、ポーの登場は痺れました。ただフィンの”なんだお前そんな強かったのか!”という頑張りは見逃せないポイントですね。ぜひ3部作通して頑張らせてあげて下さい…
という感じです。色々振り返って詳しくなれたので満足です。次作楽しみにしてます!