実写版 #銀魂2 を見た!※ネタバレあり

実写版映画『銀魂』の1作目に続き2作目も観に行きました。
その前に三田さん古賀さんが観に行って、三田さんが感想をツイートしてましたがこの感想がやばいですね。

興奮が伝わってきますわ!言葉は嘘をつきますがパッションは嘘をつかないです。
そしてこの感想文をガイドブックにして私も観に行ってまいりました。

アニメは見たことないので序盤に『江戸時代末期に宇宙人(アマント)の襲来』『宇宙人と戦う攘夷志士』『開国し傀儡政権となる江戸幕府』という説明があるのは嬉しいです。
舞台は江戸。おおまかな登場人物や設定は幕末がモデルで、今回は特に新撰組の伊東甲子太郎派粛清(油小路事件)がモデルになっていたかと思います!

新撰組に関する本で唯一読んだ池波正太郎の小説『幕末新選組』によると、伊東甲子太郎は藤堂平助が新撰組に引き入れ、近藤勇は有能な伊東を重用するも、敵の薩摩と通じていたので闇討ちで殺害。永倉新八は伊東派に属していた藤堂平助を逃がそうとするもやはり死亡。

幕府を警護する近藤勇ら新撰組と、薩摩の反幕府勢力と通じる伊東甲子太郎は相容れない関係だったわけですが、銀魂2の伊東鴨太郎もやはり長州の反幕府勢力と通じ新撰組との関係がこじれます。最後は綺麗な決闘でしたがともかくアニメ知らなくても入りやすい設定は何よりかと思います!永倉新八や藤堂平助については特に描かれていませんでした。

映画についてはとにかく小ネタが多くて、客席から笑い声が聞こえてくるのはいいものです。自分は大半スベってるだろ!と思うのですが床屋のくだりはさすがに笑ってしまいました(笑)
落語でもくすぐり多い噺家さんいます。元の話が面白いのにくすぐりで笑いをとろうとし過ぎるのは好みませんが、私は銀魂の元のストーリー知らないので、くすぐりが面白ければ十分満足で、気軽に楽しめました。

更に三田さんは沖田総悟の格好良さに惚れてるみたいで、笑えてうっとりしてとなれば満足度めちゃくちゃ高くなるのは仕方がない!です。

ペンギン・ハイウェイ を見た!※ネタバレあり

アニメやアニメーション映画はあまり見る方ではないですが、”ポスト宮崎駿”というパワーワードが生き続ける限りアニメ映画は主流だと思いますし力の入った分野だと思っております。
そして森見登美彦原作、宇多田ヒカル主題歌の映画に興味があったので観に行きました!



映画が始まってから気付いたのですが、脚本はヨーロッパ企画の上田誠さんが手がけています。”四畳半神話大系”とかも上田誠さん脚本のようで、好きな3人が絡んだ作品だったと!せこい話ですがこれでもう満足度ありました(笑)

映画は面白かったです!やっぱりくすぐりがたくさん入るので、銀魂2も観に行きましたがあの映画もくすぐり多くて、全部爆笑できなくてもあっちゃこっちゃでクスクスできるので退屈しないです。
それからおっぱいも出てきます。これは”君の名は。”でも揉みまくってましたが、アニメとは言えやっぱりおっぱいは正義感が強い気がします。
ストーリーは少し難しい気がしました。「考えるな感じろ」精神で楽しめたらいいのかなと思いますが、森見さん(京大農学部)上田さん(同志社大工学部)ということでそこには必ずロジックはありそうな気がします。なぜ世界の端(?)が表れて別世界のペンギンがそれを破壊するのか?お姉さんと再び会うことは可能か?登場人物のワードからただ漠然と”時間”に関わることなのかなと思いますが、この映画の謎はぜひ子供にこそ深追いして欲しい!

それから最後に最近実写的なアニメ映画強いですが、個人的に絵の中にリアリティを追うのは見てて興ざめしてしまうポイントが必ず出て来てしまうので、今作はアニメらしいアニメ映画で気軽に見れました!
今度BSスカパー!で三田麻央が”さよならの朝に約束の花をかざろう”というアニメ映画推してたので見ようと思います。


カメラを止めるな!を見た!※ネタバレあり

私は映画に関して自分から情報を追うという事が滅多になく疎いので、大体良く行く映画館で上映しているモノか古賀さんが観たモノから選んで観に行きます。
今回カメラを止めるな!は近所では上映されてなかったですが、古賀さんはじめ楓子さんさや姉、太田夢莉ちゃん等々、観に行ったようでかなり話題になった映画みたいです。そこで当然私も観に行きました!人が食べてるものが美味しく見える性質なので。



また何の予備知識もなく観に行ったのですが序盤は割と面白くてソフトなゾンビ映画を1台の迅速なカメラが追い続けると言う、結構面白い映像の映画で、しかしそこまでカメラ1台に拘る必要あるか?どういうオチが待っているんだろう?と見てましたが、
ゾンビ映画と撮影現場の2つの映像の入れ込構造(それとエンディングのもう一つの撮影現場の映像)を見てあっさり「おもしろい!」となりました!

以前に伊集院光さんのラジオで翻訳家の戸田奈津子さんが「ビリー・ワイルダーの映画は常に客を飽きさせない工夫があるから面白い」というようなことを言っていましたがその言葉がよみがえる作品で、常に次に何があるか期待しつつ、終盤のワクワク感もあり、個性的な登場人物もくどくない。
ストーリーで勝負する作品も多いかと思いますがこれだけシンプルな構成で面白い作品に仕上がるから映画は面白いですね!

それと映画の撮影は遊びの中でも出来そうでいいですね。面白さを越えて愉快な気分になりました。
最後に私が世界で一番シンプルで面白いと思ったYoutubeを貼っておきます。