アニメ劇場版「進撃の巨人」、実写版「進撃の巨人」前篇 を見た!※ネタバレあり
今回見た映画はこれアニメ劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~
http://shingeki.tv/movie/
実写版「進撃の巨人」前篇
http://www.shingeki-seyo.com/index.html
私としてはwikipediaでなんとなくストーリーを把握して観に行ったので、大体様子は掴めたと思います!
アニメ劇場版の方は大体ストーリーの通りだと思うので、予め知っておかない方が楽しめたでしょうか。
実写版は特撮の視覚的な楽しさに尽きると思います。
ストーリー的には把握していたストーリーとは異なる点があり、そうでなくともいくつか腑に落ちない点もありました。
町でぶつかった人の伏線、人形の伏線、ポテトサラダの食べ方などなど、あれは伏線だったのだろうかという点は分からずじまいです。
「夜明けまでに!」と出征した調査隊が早く爆薬をつみこまなきゃならない場面でセックスシーンに至るまでの悠長な時間いい加減にしろよ!と思いました。
ピエール瀧の登場と石原さとみさんの「明らかに!」の発音が笑ってしまいました。
また、実写版にはシキシマ隊長という人物が出てきますが、「敷島隊 - wikipedia」というのはレイテ沖海戦で初めてゼロ式で神風飛行隊として戦死した部隊の1つとのことです。太平洋戦争の重要な局面であるため名前を聞いてもしかしたらと思う方も多いんじゃないでしょうか。勿論関係性はないものと思われます。
物語としてはその爆弾を積むシーンで停滞した印象なので前篇にするにしても区切りが悪い感じがしました。スタッフロールの場面で次回予告を挟むあたり1本の映画をみたというより連続ドラマを見た感じです。
ただ、色々思いながら見たという意味で楽しめました。
そして視覚的な楽しさという話に戻ると…
序盤の街が襲われるシーンの充実度は「ターミネータージェネシス」の比じゃなかった!
人が襲われるシーンは残虐でPG12で大丈夫かという恐怖感。
巨人ものっぺりしたぬいぐるみではなく不摂生そうな生身の巨人。あれをみると浦安鉄筋家族の春巻を思い出します。
股間には多分何もついていませんでした。石原さとみさんも「生殖器は無い!」と言い切っています。
特撮ものでも大魔神と武器人間を見事に両立させたような印象です。
「映画版るろうに剣心」の殺陣もすごいと思いましたが、怪獣が出てきてもこれだけのものが出来るのかと言う迫力の凄さはこれはアニメでもCG映画でもなくいつか見た特撮映画の発展形なんだ!という認識に至り、今ならゴジラと戦うのにも戦闘機ではなく人間が武器を持って戦うことも可能なんじゃないかと思いました。
後篇は戦闘シーンが更に凄まじいものになるのか、ストーリー的に面白くなってくるのか楽しみです。