映画『ちはやふる』上の句・下の句を見た!※ネタバレ注意

映画『ちはやふる』上の句(前編)下の句(後編)見てきました!

ちはやふる
http://chihayafuru-movie.com/
キャスト
綾瀬 千早 - 広瀬すず
真島 太一 - 野村周平
綿谷 新 - 真剣佑
大江 奏 - 上白石萌音
西田 優征 - 矢本悠馬
駒野 勉 - 森永悠希
須藤 暁人 - 清水尋也
木梨 浩 - 坂口涼太郎
若宮 詩暢 - 松岡茉優
宮内 妙子 - 松田美由紀
原田 秀雄 - 國村隼
ちはやふる - Wikipedia


上の句ダイジェスト

下の句予告


競技かるたの聖地近江神宮には地元が近いので、原作漫画の存在はしっていましたが、映画で初めて作品に触れました!
とても楽しかったです。
私は恋愛ドラマはあまりみないですが、この映画は競技中の映像がとても迫力あって素晴らしいので、上質なスポ根映画としても誰でも楽しめるんじゃないでしょうか。
勿論、恋愛絡めたストーリーや若い俳優の活躍も見逃せない所ではあります!

主演千早役の広瀬すずちゃんは観に行った男性全員魅了されるんじゃないかというくらいかわいい!特に、声が。声を張り上げるシーンが多いですがいい具合で素晴らしかった!
スポ根だとヒロインはマネージャー役が多いですが、男子と対等な立場で溌剌と競技者を演じてるとこも特徴ですね。


そして主将役の野村周平さんも、最初は渡部篤郎かと思いましたが、杉村太蔵さんにも似てますね。クセになる役者さんだと思います!
映画の主役級をやる上で欠かせない絵を保たせる安定感みたいなものを持ってますよね。野村周平さん筆頭に将来も楽しみな役者さんがそろっていたと思います!

そしてそして、ストーリー上一番魅了されたのはやはり机くん(森永悠希さん)。
上の句では実は机くんストーリーなんじゃないかと思うくらい葛藤シーンが山場になってたと思います!
広瀬すずに「机くんじゃなきゃだめなの!」と言われその気になった一匹狼の机くんがチームワークに目覚め、特技を活かし知恵を絞りそして練習にも精を出すわけですが、本番ではなんと捨て駒にされてしまうという、競技してて一番つまらないというか、誰でもいい役回りを与えられてやっぱ団体戦ってないわ!と絶望するわけです。
この気持は痛いほど分かる!ので、机くんが屈辱を抱いたまま試合に挑む場面では試合の迫力と相俟って見ているこちらはとても緊張し、机くんの挙動いかんでは涙が出てしまうんではないか!というくらいに緊張し、見入っていました。監督の意図はわかりませんが山場だったと思います。
それから机くんの良い所は影の役回りでありながら、普段は爽やかに二枚目であるところだと思います!


下の句では京都弁のクイーン役で松岡茉優さんが登場します。東京出身ということで、京都弁の練習もしたはずですが、イントネーションだけでなくツンとした女性のニュアンスまで演じていてすごいな!と思いました。大河ドラマ真田丸への出演も決まっているようでさすが!ですね。彼女の登場によって団体戦よりも個人戦の重要度が増していくことになるのですが、そこの描き方だけがやや難しかったかな!という印象です。


競技カルタの映画も初めて見たもので、若い役者さんにも疎いですが、そんなの関係なく楽しめて、記録にも記憶にも残る映画になりそうです!


最後に、

我らが村上キャスターが広瀬すずさん小泉徳宏監督のインタビューをしました!
(村上さんは近江神宮のある大津局のキャスターです)
映像はHPに載るでしょうか…一応リンク貼っておきます。
http://www.nhk.or.jp/otsu/shiga_ouen/


ロケ地
全国大会の近江神宮と宿泊施設のおごと温泉は大津市です!
http://www.shiga-location.jp/pickup/chihayafuru/
通学に使う京王線の駅は東府中らしいです!
綿谷新の実家は福井県あわら市です!

瑞沢高校は旧足利西高校らしいです!渡り廊下を見て「お!」と思いましたNMB”フェリー”のロケ地と同じ所だと思います!